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11月30日-01号

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  1. 韮崎市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 韮崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-07
    令和 2年 12月 定例会(第4回)          令和2年第4回韮崎市議会定例会議事日程(第1号)                 令和2年11月30日(月曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 市長所信表明日程第5 議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例日程第6 委員会報告     1.総務産業常任委員会付託事件      議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例---------------------------------------出席議員(16名)    1番 中島美弥子君    2番 功刀正広君    3番 秋山祥司君     4番 金井洋介君    5番 木内吉英君     6番 小沢栄一君    7番 内藤正之君     8番 渡辺吉基君    9番 浅川裕康君    10番 守屋 久君   11番 宮川文憲君    12番 清水康雄君   13番 田原一孝君    14番 輿石賢一君   15番 一木長博君    16番 小林恵理子欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長       内藤久夫君   副市長      内藤一穂君   秘書人事課長   樋口治元君   総務課長     筒井清重君   総合政策課長   長谷川尚樹君  市民生活課長   野口文香君   税務収納課    竹野はるみ君  福祉課長     横森弘樹君   産業観光課長   東條匡志君   長寿介護課長   貝瀬京子君   健康づくり            中山信次君   建設課長     保阪昌春君   課長   上下水道課長   保坂武資君   会計管理者    保阪明美君   市立病院            仲澤俊彦君   教育長      堀川 薫君   事務局長   教育課長     佐藤道平---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   宮澤祐仁君   書記       清水淳子君   書記       飯塚慎一--------------------------------------- △感謝状の伝達 ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 本会議に先立ちまして、感謝状の伝達を行います。 去る10月27日、山梨県市議会議長会定期総会が開催され、宮川文憲議員秋山祥司議員に感謝状が贈呈されましたので、浅川議長より伝達を行います。 浅川議長、前にお願いいたします。 まず、宮川文憲議員、前にお願いいたします。 ○議長(浅川裕康君) 感謝状 宮川文憲殿 あなたは韮崎市議会議長として本会の発展に寄与された功績は誠に多大であります。よって、ここに感謝の意を表します。 令和2年10月27日 山梨県市議会議長会会長 中村勝彦(拍手) ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 自席へお戻りください。 次に、秋山祥司議員、前にお進みください。 ○議長(浅川裕康君) 感謝状 秋山祥司殿 あなたは韮崎市議会副議長として本会の発展に寄与された功績は誠に多大であります。よって、ここに感謝の意を表します。 令和2年10月27日 山梨県市議会議長会会長 中村勝彦(拍手) ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 自席にお戻りください。 以上をもちまして、感謝状の伝達を終わります。---------------------------------------議長挨拶議会事務局長宮澤祐仁君) 次に、令和2年第4回韮崎市議会定例会の開会に当たり、浅川議長よりご挨拶を申し上げます。     (議長 浅川裕康君 登壇) ○議長(浅川裕康君) 開会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 本日、令和2年第4回定例会が招集されましたところ、議員、執行部各位におかれましては、ご多用な中ご参集いただき、誠にありがとうございます。 さて、新型コロナウイルス感染症は、近隣都県新規感染者数が増加しており、本市でも介護通所施設集団感染するなど、予断を許さない状況であります。 現在、感染されている方々、ご家族の方々にお見舞い申し上げるとともに、早期回復を心からお祈りいたします。 本市では、11月20日より新型コロナウイルス感染症と闘う全ての方々への感謝の思いを伝える「サンクスフェスタ・韮崎」を実施しており、先日、韮崎駅前イルミネーションinにらさきが点灯されたところであります。ブルーのLEDライトや鮮やかな花々と光の演出は、行き交う方々の目を和ませ、また大切な人を思う気持ちをつくり出してくれます。 大変厳しい状況下ではありますが、市民の皆様におかれましては、共にこの局面を乗り越えるため、引き続き、感染予防へのご協力をお願い申し上げます。 市議会といたしましても、市民の皆様、事業者の皆様が安心して生活できるよう、今後もきめ細かな支援策を、執行部と一丸となって対処してまいる所存であります。 さて、本定例会には、市長から、令和2年度一般会計補正予算をはじめ、条例の一部改正のほか、重要な案件が提出されております。 議員各位におかれましては、市長から提出された案件に対し、各常任委員会及び本会議を通じ、慎重に審査、審議を尽くされ、円滑な議会運営にご協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(浅川裕康君) ただいま出席している議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、これより令和2年第4回韮崎市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 議長よりお願いを申し上げます。 議場内での携帯電話の電源は切っていただきますようお願い申し上げます。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(浅川裕康君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、1番、中島美弥子議員、16番、小林恵理子議員を指名いたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(浅川裕康君) 日程第2、諸報告を行います。 まず、議会の会務報告でありますが、第3回定例会以降の会議の概要につきましてはお手元に配付した報告書のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月現金出納検査並びに第199条第1項の規定に基づく財務監査の結果の報告は、お手元に配付のとおりであります。 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。 お手元に配付の議案目録(その1)のとおりでありますので、ご了承願います。 以上で諸報告を終わります。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(浅川裕康君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。 一木長博議会運営委員長。     (議会運営委員長 一木長博君 登壇) ◆議会運営委員長一木長博君) 議会運営委員長の報告を申し上げます。 令和2年第4回定例会の開会に当たり、去る11月24日午前9時30分から副委員長以下全委員の出席と、執行部から内藤市長、内藤副市長、筒井総務課長長谷川総合政策課長議会事務局から局長、リーダーの出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。 お手元に配付されております令和2年第4回韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり、提出案件の説明があり、本定例会に付議することに決しました。 次に、本定例会について慎重に審査した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日から12月21日までの22日間とすることに決しました。 以上で議会運営委員会の報告は終わります。 議長をして、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。 ○議長(浅川裕康君) 議会運営委員長の報告は終わりました。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から12月21日までの22日間とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(浅川裕康君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定をいたしました。 なお、会期中の会議予定につきましては、委員長の報告のとおり、お手元に配付の第4回定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承をお願いいたします。 また、一般質問の要領など申合せ事項につきましても了承をされ、議会運営に協力されんことを望みます。---------------------------------------市長所信表明 ○議長(浅川裕康君) 日程第4、市長所信表明を行います。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 本日ここに、令和2年第4回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきまして、その概要を申し上げ、併せて私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 新たに発足した菅内閣は、「国民のために働く内閣」を掲げ、新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題とし、感染拡大防止と社会、経済活動の両立に注力する考えを示しております。国難というべきこの危機を乗り越え、国民が安心して生活できるよう総力を挙げて取り組んでいただくことを期待するものであります。 新型コロナウイルス感染症につきましては、県内での感染ペースが悪化をたどり、月別の感染者が初めて100人を超えるなど、まさに第3波の様相にあります。 先日、本市内の介護施設において、利用者及び介護職員集団感染が確認されました。 まずは、感染された方々にお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い回復を願うものであります。 これから年末年始にかけ不特定多数の方が集まる機会が増える中、市民の皆様には、換気や3密の回避、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用を継続するとともに、同時流行に備えインフルエンザの予防接種を積極的に受けていただきますようお願い申し上げます。また、国からワクチン接種の供給が可能になった場合を想定し、医療機関との調整や個別通知等の体制を確保するよう通達がありましたので、円滑な実施に向け準備を進めてまいります。 さて、先月31日の甘利山クリーン大作戦は、絶好の秋空の下、市民多数のご協力をいただき、5年ぶりに実施することができました。予想を上回る参加者があったことは、いかに多くの人が甘利山を大切に思っているかを改めて認識したところであり、参加者の方々には深く感謝申し上げますとともに、この取り組みにより、来年には色鮮やかなレンゲツツジが咲き誇ることを願っております。 先般、山梨トヨタグループと締結いたしました災害時等における相互協力に関する協定につきましては、電動車両冷暖房機器の貸与、各種物資の提供を受けることで、災害への備えを充実することができました。また、日医工株式会社との「健康寿命の延伸と医療費の伸びの適正化等に関する包括的連携協定」につきましては、市民の健康づくりに協力していただけることとなりました。いずれも、県内の自治体では初めてとなる協定の締結であります。 次に、本年度の主な事業の動向について申し上げます。 まず、商業の振興についてであります。 地域における消費の喚起等のため、販売いたしました「チームにらさきエール商品券」につきましては、大変好評をいただき、完売したところであり、地域経済の活性化と市民生活への支援につながるものと確信しております。 次に、魅力ある観光施策の充実についてであります。 コロナと闘う全ての人々への感謝をテーマに、「サンクスフェスタ・韮崎」を開催しております。韮崎駅前広場においては、ブルーライトで彩るイルミネーションinにらさきを開催し、来月19日からは、市民交流センターの壁面に、手書きのメッセージや映像を投影するプロジェクションマッピングを行い、市民一体となって感謝の気持ちを表すとともに、一刻も早い収束を願うものであります。 次に、子育て環境の整備についてであります。 韮崎市立保育園再編整備計画に基づき進めております韮崎東保育園の民営化につきましては、明年度、公募により移管先を決定し、法人が建設した新園舎で令和6年度からの実施を目指すことといたしました。 次に、農林業の振興についてであります。 本年度におきましても、モモせん孔細菌病による被害が甚大であったことから、昨年度に引き続き、防除対策を実施した農家に対し費用の一部を補助することといたしました。また、ブドウにつきましても、ベト病や晩腐病による深刻な被害が発生しており、本市独自で薬剤散布にかかる費用を助成し、県内でも有数の産地として来期の生産に向けた対策を進めてまいります。 次に、農林業生産基盤の整備についてであります。 春先より用水不足となっている新府土地改良区の畑かん施設につきましては、現地調査を踏まえ、優良農地の維持及び生産性の確保のため、井戸の増し堀りとポンプの更新などの設備改修を実施してまいります。 次に、交通安全の推進についてであります。 かねてより要望してまいりました県道韮崎昇仙峡線、上ノ山・穂坂地区工業団地入口交差点の信号機につきましては、先月末に設置され、入居企業の従業員はもとより、地域住民通行車両の安全性が確保されたところであります。 次に、スポーツ活動の充実についてであります。 市営総合運動場につきましては、昨年10月に策定した基本構想において、現在の敷地を活用しての整備方針としたところでありますが、今般、近接する釜無川洪水時の河岸侵食による家屋倒壊等氾濫想定区域に、敷地の一部が含まれることが判明したことから、体育館の立地について整備検討委員会のご意見を伺う中で、専門家の知見も得ながら、現地も含め再検討することといたしました。 次に、地域文化の創造・継承についてであります。 このたび新府城跡において、門を支えていた礎石が良好な状態で発掘され、本丸の整備が行われたことを裏づける貴重な遺構として、市内はもとより県内外からの注目度も高まっております。引き続き発掘調査を進め、成果を通じて新府城跡の魅力を発信してまいります。 また、縄文時代日本各地の土器や土偶などに対するファン投票が過日行われ、本市の「ミス石之坪」が見事3位を獲得し、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の出土品が上位を独占いたしました。 今後、観光分野での活用や情報発信などにより、地域の活性化につなげてまいります。 次に、定住対策の促進についてであります。これまで、コロナ禍において、オンラインを活用した移住相談会への積極的な参加とガイドブックの作成等を行ってまいりましたが、さらに、市民交流センターニコリ空きテナントを改修し、テレワークや起業者、大学生等のためのコワーキングスペースを整備いたします。都市から地方に働く場所を移す新たなワークスタイルが広がりを見せる中、二地域拠点居住者も視野に、定住人口交流人口の増加を図ってまいります。 次に、公共施設の適正な管理についてであります。本市の主要施設である、市民交流センターほか6施設の指定管理につきましては、期間満了に伴う公募により候補者を選定し、今議会に上程したところであります。 なお、穴山デイサービスセンターなごみの郷につきましては、応募者がなく、また、介護従事者不足や施設の老朽化等により、継続的な運営は困難であるとの判断に至り、やむを得ず本年度末をもって閉鎖することといたしました。 次に、本日提出いたしました審議案件につきましては、先の9月議会以降の新たな行政需要に対応するため、条例等の改正のほか、予算につきましても補正の必要が生じましたので、対処いたしたところであります。 これにより、今議会でご審議をお願いする案件は、予算案件3件、条例案件7件、その他案件7件であります。このうち、一般会計補正予算案について、その概要を申し上げます。 今回の補正につきましては、民間給与との格差に基づく給与改定による期末手当減額補正新型コロナウイルス感染症の影響による事業費の増減や中止となった事業の減額補正、緊急性を生じた諸事業を中心に編成したところであります。 まず、議会費につきましては、職員給与費を17万1,000円増額補正しております。 次に、総務費であります。 ふるさと応援寄附金増収見込みによる返礼品の購入費用等のために、ふるさと納税事業費に1,593万6,000円、先に申し述べました市民交流センターの改修費など、定住対策促進事業費に2,170万5,000円を追加計上する一方、事業費確定により、特別定額給付金給付事業費を3,802万4,000円減額するなど、総額727万3,000円を減額補正しております。 次に、民生費であります。 更生医療給付費の増により、障害者自立支援医療費助成事業費に565万円、令和元年度の保育所等整備交付金生活扶助費等国庫負担金などの精算により、合わせて6,053万5,000円を国庫支出金等返還金に追加計上するなど、総額7,058万3,000円を増額補正しております。 次に、衛生費であります。 新型コロナウイルスワクチン供給後の速やかな接種体制を確保するため、新型コロナウイルスワクチン接種事業費に3,353万8,000円を追加計上するとともに、市立病院手術室空調機更新などのため、病院事業会計補助金を1,407万9,000円増額するなど、総額4,811万8,000円を増額補正しております。 次に、農林水産業費であります。 新府土地改良畑かん施設改修経費として、小土地改良事業費に2,488万2,000円、モモせん孔細菌病ぶどう細菌病の防除に対する助成経費として、果樹園芸振興事業費に370万2,000円、養豚農家野生動物侵入防止対策への助成経費として、養豚施設防疫強化事業費に119万1,000円を追加計上するなど、総額3,278万2,000円を増額補正しております。 次に、商工費であります。 起業支援補助金小規模事業者店舗改修費補助金申請件数の増加により、中小企業等支援事業費を336万4,000円増額する一方、事業費確定見込みにより、燈燈無尽応援券発行補助事業費を1,492万円、雇用調整助成金申請費補助事業費を1,398万円減額しております。また、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました各種事業費として、武田の里まつり補助事業費を1,933万2,000円、ヒルクライム韮崎甘利山大会開催事業費を318万2,000円減額するなど、総額5,159万5,000円を減額補正しております。 次に、土木費であります。 事業費の確定見込みにより、道路施設長寿命化推進事業費を1,703万9,000円減額する一方、建設資材価格上昇等により、堀切橋拡幅整備事業費に2,205万5,000円、七里岩崩落対策県営事業負担金の追加などにより、県営急傾斜地崩落対策事業費に787万5,000円を追加計上するなど、総額2,171万3,000円を増額補正しております。 次に、消防費であります。 峡北広域行政事務組合常備消防特別会計負担金の確定により167万5,000円を増額する一方、県の消防団員操法大会などの延期により、消防団運営事業費を114万5,000円減額するなど、総額62万5,000円を減額補正しております。 次に、教育費であります。 市営総合運動場整備に係る現地測量調査などの確定見込みにより、総合運動場整備事業費を735万円減額し、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました各種事業費として、まちなか美術館事業費を225万円、社会体育振興事業費を306万5,000円、サッカーのまちプロジェクト事業費を300万円、武田の里ウォーク開催事業費を607万円減額するなど、総額2,354万6,000円を減額補正しております。 次に、災害復旧費であります。 台風14号により被害を受けました農道(穂坂)15号線の復旧経費として、855万円を増額補正しております。 以上の結果、一般会計補正予算額は9,887万8,000円の増額補正となり、現計予算額は184億5,325万4,000円となります。 次に、特別会計企業会計補正予算案についてであります。 介護保険特別会計につきましては、介護報酬改定によるシステム改修経費等により、総額508万3,000円を増額補正しております。 病院事業会計につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る県補助金の増により、病院事業収益を8,732万2,000円、病院事業費用も修繕費や委託料の増により、2,400万8,000円増額補正しております。また、資本的支出では、眼科の医師体制充実のため、機器購入費や手術室の空調機更新工事費などとして、2,881万5,000円を増額補正しております。 その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げる次第であります。 結びに当たり、議員各位におかれましては、寒冷のみぎり、ますますご健勝にてご活躍されますことを衷心よりご祈念申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(浅川裕康君) 以上で、市長の所信表明は終わりました。--------------------------------------- △議案第86号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(浅川裕康君) 日程第5、議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例の案件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例についてであります。 人事院勧告に基づく国家公務員給与改定等に伴い、韮崎市職員の期末手当の額について国等に準じて所要の措置を講ずるため、この条例案を提出するものであります。 内容につきましては、秘書人事課長よりご説明申し上げます。 ○議長(浅川裕康君) 樋口秘書人事課長。 ◎秘書人事課長(樋口治元君) 議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。 今回の改正は、人事院の職員の給与に関する報告及び勧告等に準じて、期末手当等の改正を行うものであります。 1ページをお開きください。 まず、第1条の韮崎市職員給与条例の一部改正につきましては、本年12月に支給する期末手当の支給率について、第19条第2項及び第3項中の一般職員を「100分の130」から「100分の125」に、管理職を「100分の110」から「100分の105」に改めるものであります。 第2条は、令和3年度以降に支給する期末手当の支給率について、第19条第2項及び第3項中の一般職員を「100分の125」から「100分の127.5」に、管理職を「100分の105」から「100分の107.5」に改めるものであります。 なお、附則の第1項として、この条例は、公布の日から施行するものでありますが、第2条の規定は、令和3年4月1日から施行するものであります。 附則の第2項として、韮崎市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、第20条第1項から第3項において、パートタイム会計年度任用職員の報酬額の暫定における端数処理を明確化するために、月額で報酬を求める職員は、正規職員と同様に100円未満を、日額で報酬を求める職員は10円未満を、時間で報酬を求める職員は1円未満について、その端数処理の方法についての規定を加えるものであります。 次に、第31条第2項に、給与条例第11条第2項の規定の例により難い通勤手当については、任命権者が別に定めることができることの規定を加えるものであります。 1ページ下段から2ページにつきましては、附則第2項の次に、新たに第3項を設けることから、改めて3項を含めた見出しを設けるものであります。 会計年度任用職員の給料は、韮崎市職員給与条例を引用していることから、年度途中で給料表の改定があった場合の適用は、翌年度とするものでありますが、現行の規定においては、その施行期日によっては、適用年度が翌々年度へずれることから、これを修正するために、新たに当該条例の施行の日が4月1日であるときは、その日の規定を加えるものであり、附則第3項を第4項とし、附則第2項の次に附則第3項として、会計年度任用職員期末手当の改正が年度途中で行われた場合においては、その年度の最初の支給率とする規定を加えるものであります。 その他は、引用する法律名の表記の修正であります。 以上で説明を終わります。 ○議長(浅川裕康君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 小林恵理子議員。 ◆16番(小林恵理子君) 市長に伺います。 今回の期末手当の減額ということで、事前の説明では、職員1人当たり1万6,500円の減額が、この条例改正によってされるとお聞きいたしました。 私たち会派は、人勧による市職員の給与の減額にはこれまでずっと反対してまいりましたけれども、今回やはり、この昨年度末からずっと今年度、今まで市職員はコロナ禍の中で本当に業務量も増えて、それから緊張感も増す中で作業をしてきたかと認識をしております。 そういった中、この期末手当の減額というのは、やはり働く労働者の意欲を減退させるものではないかというふうに思いますし、この中には、医療現場で働いてきている人たち、それから保育現場などで働いている人たちにも減額されて、せっかくの特別手当がこれでまた半分以上減らされるみたいな現状に実際なるかと思いますが、こういったことを回避するようなお気持ちはなかったのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(浅川裕康君) 内藤市長。 ◎市長(内藤久夫君) 小林恵理子議員の質問にお答えいたします。 全ての職員が一丸となって感染症の拡大防止、あるいは急激に落ち込んでおります地域経済の対策、また、最近は頻発する大規模な自然災害に対する備えとして頑張っているというようなことは、私も十分に承知しておりますが、しかしながら、コロナの影響による市民あるいは事業者の皆様の経済的な影響というのも、非常に大きく厳しい状況にあります。 本市においても、民間の方々と痛みを共有するということが、やっぱり給与勧告の考え方に基づき、条例の改正を上程する一番の根拠でございます。ご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(浅川裕康君) 小林恵理子議員。 ◆16番(小林恵理子君) 皆さん本当に一所懸命頑張ってきたこの間だと思います。 減額には反対いたしますが、市の職員の給与の額が、かえって民間のボーナスを決めるときの指標になって、それを下げたり上げるということが影響するという面もあります。また、市職員の期末手当を、その分を地域経済ですごく循環させて小売とか飲食店で使ってもらって、地域経済に役立つという面もあるということを、指摘をしておきたいと思います。 答弁は結構です。 ○議長(浅川裕康君) 質疑を打ち切ります。 本案件は、所管の委員会に付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(浅川裕康君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第86号は総務産業常任委員会へ付託いたします。 暫時休憩をいたします。 再開は午前11時といたします。                             (午前10時40分)--------------------------------------- ○議長(浅川裕康君) ただいまの出席議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。                             (午前11時00分)---------------------------------------委員会報告 ○議長(浅川裕康君) 日程第6、委員会報告を行います。 本案件は、会議規則第101条の規定による委員会報告であります。 総務産業常任委員会付託事件の議案第86号 韮崎市職員給与条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案件につきましては、総務産業常任委員会に付託したものでありますので、総務産業常任委員長の報告を求めます。 守屋 久総務産業常任委員長。     (総務産業常任委員長 守屋 久君 登壇) ◆総務産業常任委員長(守屋久君) 総務産業常任委員会の審査の結果を申し上げます。 本日の本会議におきまして、当委員会に付託されました案件の審査を行うため、本日休憩中に委員会を開催いたしました。 委員会には、全委員の出席と関係課長の出席を得まして、慎重に審査を行いました。 採決では、挙手による採決の結果、議案第86号の案件につきましては、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査結果は、お手元に配付しました委員会審査報告書のとおりであります。 以上で、総務産業常任委員会の経過と結果の報告を終わります。 議長をして、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。 ○議長(浅川裕康君) 委員長の報告は、議案第86号の案件は原案のとおり可決すべきものであります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(浅川裕康君) 質疑を打ち切ります。 本案件については、討論の申出がありませんでしたので、討論を終結いたします。 これより、議案第86号の案件を採決いたします。 委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案件は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 小林恵理子議員。 ◆16番(小林恵理子君) 異議があります。 ○議長(浅川裕康君) ただいま、議案第86号について異議がありますので、これより議案第86号を採決いたします。 議案第86号に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(浅川裕康君) ありがとうございます。ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(浅川裕康君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了いたしました。 明日、12月1日から13日までは、議案調査のため休会であります。 休会明け、本会議は、12月14日午前10時に会議を再開し、市政に対する一般質問を行います。 本日の会議は、これをもって散会といたします。 お疲れさまでした。                             (午前11時04分)...